NIGHT OCARINA NEWS

吹奏楽器の飛沫可視化実験

新型コロナウイルス感染経路は主に接触感染・飛沫感染と言われています。吹奏楽器の飛沫の飛散はどの程度のものなのか心配なところだと思います。演奏時の飛沫の飛散状況を可視化する実測試験が行われました。正しく実体を把握していただき、正しい予防手段をとっていただくために、楽器業界では当実験映像を多くの方々にご覧いただこうと考えています。

オカリナ同様の発音方式であるリコーダーの演奏時は、高音域で少量の飛沫が時折観測される程度でした。リコーダーを口でくわえているため、飛沫は楽器の中に入り、空気中に飛散する量は極めて少ないという結果になりました。オカリナも同様に考えて良いと思われます。但し、水抜き(唾抜き)をするときは、飛沫が飛散するリスクが高まるので、ハンカチで覆うなどの対策が必要です。

引続き、どのようにオカリナ演奏を楽しむのが適切なのか、慎重に予防策を模索していきたいと思います。

※ 当実験に関しては、全国楽器協会のwebsiteにて全映像をご覧いただくことができます。
全国楽器協会 飛沫可視化

実験実施:株式会社ヤマハミュージックジャパン
実験協力:新日本空調株式会社
協力:一般社団法人 全国楽器協会

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